釣りアップデート以降、Titanic Experience Bottleを容易に入手できるようになったため、剣のエンチャントを強化している方も多いのではないでしょうか。
しかし、エンチャントと金床合成のシステムをきちんと理解していないと、最強の剣を作ることはできません。
すぐにレベルが上がっていき、気づいたら380レベルもの量を必要とされてしまいます(体験談)。
これはPrior Work Penaltyというシステムの影響で、金床で合成した回数によって必要経験値が増えていってしまいます。
この記事で、最も効率よく、狙ったエンチャントだけを付ける方法を理解して、素晴らしいSkyBlockライフを送りましょう!
Prior Work Penaltyとは?
各アイテムは、そのアイテムが作られるために合成された合計回数が記録されています。
この値をPrior Work Penalty(以下PWP)と呼びます。
剣を作った時、剣にエンチャントした時、本にエンチャントした時は全て、まだ一度も金床で合成を行っていないため、PWPは0です。
PWPが高くなるのに合わせて、そのアイテムを使った合成に必要なレベルも指数関数的に増加していきます。
合成に必要なレベルは、そのアイテム同士の合成に元々必要なレベルに加えてPWPによる影響があり、PWPをn
としたとき、PWPによって加わる必要なレベルは(2^n) - 1
で求まります。
例えば、5回合成を行った場合、PWPは5になり、少なくとも必要なレベルは(2^5) - 1) = 31
レベル必要となります。これに加えて、通常の合成に必要なレベルが要求されます。
金床での合成
金床で二つのアイテムを合成するとき、合成後のアイテムのPWPは、合成前のアイテムのうちPWPが高い方のPWPの値+1になります。
例えば、PWPが3の剣とPWPが1のエンチャント本を合成した時、合成後の剣のPWPは4になります。
このことから、できるだけ同じPWPのアイテム同士を合成するのが良いことがわかりますね。
また、金床で合成する際に必要となったレベルはPWPに影響しません。
合成に48レベル必要だったアイテムも、10レベル必要だったアイテムも、合成回数が同じならPWPも同じです。
他にもいくつかポイントとなる要素がありますので、興味のある方はご覧ください。
- Hot Potato BookはPWPに影響しません。
- アイテムに付与できないエンチャント(剣にEfficiencyを付けるなど)は、合成に必要となるレベルを+1します。
- アイテムに付与できるエンチャントは、例えそれ以上レベルが上がらないとしても同様に(Sharpness VとShapness Vを合成しても変わらない)、合成に必要となるレベルに影響します。
- 本をアイテムに合成するよりも、同じアイテム同士で合成する方がより多くのレベルを必要とします。
最も効率よく狙ったエンチャントだけを付ける方法
みなさん、PWPについて理解できましたか?
理解できていなくても、エンチャントの方法だけ覚えておけば大丈夫です。
正しいエンチャントの方法を説明します!
やってはいけないこと
初めに、狙ったエンチャントをする上でやってはいけないことを説明します。
- 剣に直接エンチャントをするのはおすすめしません。SharpnessとSmiteなどは競合してしまいますので、必ず本から付けるようにしましょう。
- レベル1の本を合成していきレベル5の本を作るのはダメです。アップデートでレベル4の本を作れるようになりましたが、できる限りエンチャント台から出すように心がけましょう。
- 本だけで欲しいエンチャントを固めてからアイテムに適用するのはダメです。先ほど説明したように、不要なエンチャントが必要レベルに大きく影響してしまいます。
- アイテム同士でひたすら合成するのはおすすめしません。特に、ハイコストな装備同士を合成するのは絶対に避けましょう。
エンチャント手順
まずは欲しいエンチャントを列挙しましょう。最高レベルが何レベルで、それを出すのに何レベル必要なのかも併せて書いておくと便利です。
付けるエンチャントが決まったら、早速エンチャントを始めます。
例として、Aspect of the EndにSharpness Vを含む合計17個のエンチャントを付けることにします。
- 欲しいエンチャント全てを本に付ける
このとき、本は合成せずにそのままにしておきましょう。付けたくないエンチャントが付いてしまった場合は使えないため、オークションに出しておくのがおすすめです。 - 初めにSharpnessを剣に付ける
Sharpness、Smite、Bane of Arthropodsなどは互いに競合します。誤って付けてしまう前につけておきましょう。 - 次に本同士を合成する
このとき、できるだけ高い合成レベルを要求される本同士を合成しましょう。 - 合成した本を剣に付ける
- 本同士を一回合成ずつしたものを二つ作る
一度合成した本に一度も合成していない本を合成しないように注意! 必ずPWPが同じ本同士を合成しましょう。 - あとは4と5の繰り返し
剣や本のPWPをメモしておくと、間違いが少なくなるのでおすすめです。
欲しいエンチャントがダブらずに本についた場合、17個の本ができるので、1 + 2 + 4 + 8 + 2
でPWPは5になっているはずです。
エンチャントのポイント
- 本または装備にエンチャントする際は、できる限り64レベルでエンチャントしましょう。一緒に欲しいエンチャントが付くことがあるため、PWPをいくらか少なくすることができます。
- PWPが高くなるほど上乗せされる必要レベルが高くなるので、できるだけ高い合成レベルを要求されるものを先に、低いものを後に合成しましょう。消費経験値を少なくできます。
- 付けたくないエンチャント(KnockbackやFire Aspect、Smiteなど)がある場合、高コストな装備に直接エンチャントするのは得策ではありません。多少のレベリングの手間は惜しむことなく安全策を取るのがおすすめです。
[GUIDE] Prior Work Penalty: How to Combine Enchantments the Cheapest and Most Effective Wayより Credit to Aphtr for creating the diagram
さいごに
先週のv0.6アップデートで言及されていたように、今後新しいエンチャントが次々に登場することが予想されます。
その際の合成コストを少しでも下げられるように、今からこの方法でエンチャントしておくのがおすすめです。
明日火曜日のアップデートもすぐに翻訳しようと考えていますので、記事の更新に気づけるようにTwitterをフォローしていただけると嬉しいです。